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「バラコミでのカルマ」と「一般的なカルマ」の違いとは?

バラコミで扱う「カルマ」とは、世間一般的なカルマの定義とは少し異なります。​バラコミでのカルマの定義について説明します。

 ❖一般的な「カルマ」とは

「カルマ(karma)」の語源は古代サンスクリットの『行為』など、『人間の全行動、全行為を含む言葉』です。日本語では「業(ゴウ)」といい、「行い、行為、宿命」を意味します。その言葉の響きから、「なんだか怪しい、ちょっと怖い」そんなイメージが強いのではないかと思います。「過去世」「前世」「輪廻転生」という考え方との結びつきが強い為、スピリチュアル的、オカルト的な印象が強いかも知れません。

「カルマ」と聞くと、その言葉自体に抵抗を感じる方も多いのではないかと思います。しかし、実際には「カルマ」の概念は、歴史的な思想哲学の1つであるとも言えますし、仏教の基本概念の1つでもあります。

 ❖「因果応報」は本当に正しいのか?

「カルマ」に関連する四字熟語として「因果応報」があります。(「因果応報」…(仏教用語)前世における行為の結果として現在における幸不幸があり、現在における行為の結果として来世における幸不幸が生じること。-大辞林より)

一般的には、人を騙したり、嘘をついたり、不正をした結果、それが発覚して処罰を受けるようなことがあると、「因果応報だ」などと使われています。大きくは「良い行いも悪い行いも自分自身に返ってくる」という意味です。

​しかし、「自分の行いが返ってくる」と考えると、理解できない、解明できない内容がたくさんでてきます。何か悪い行いをしたわけではないのに、事故や病気になることもあれば、とても理不尽で酷い目に遭うこともあります。誰かを騙した覚えもないのに、誰かから騙されたり、裏切られたりする事もあります。

​​自分の行いが返ってきているのであれば、納得もできますが、そうでないからこそ理不尽に感じるのではないかと思います。

 ❖「過去世」も「前世」も扱わない理由

仏教的な概念での「因果応報」は、「過去世や前世での行為の結果が、現世の幸不幸に影響する」という意味で、世間一般的なカルマの概念と近いものだと思います。不遇な出来事や理不尽な目にあった場合、「過去や前世の悪行により現世でそのカルマを受けている。現世で徳を積むことでカルマを解消し、来世では幸せになれる」というものです。

 

 

このような概念については宗教、宗派によって様々ですし、国や時代によっても異なる思想があります。ただ、現世に生きる私達には、死後の世界を見ることはできませんし、過去世や前世についても現代の科学において立証できる内容ではありません。

仮にそれが真実だとしても、自分が知りもしない前世の業を背負わされているというのは、特定の宗派や思想がなければ、納得しがたいものがあります。また、来世の幸福の為に、現在の不尽を受け入れるというのも、現代の日本社会の思想にはそぐわないものだと思います。

バラコミでは、「過去世」「前世」「霊」と呼ばれるような、実証の難しい、客観性の乏しい、不確定要素の多い情報は扱わないことが前提となっています。

 

 ❖ バラコミでの「カルマ」とは

バランスコミュニケーション(通称:バラコミ)で扱う「カルマの法則」は、カルマ論の師匠の研究により導かれた仮説です。

 

 

「世界の真理」を統べる為に、世界の宗教、哲学、心理学、武術などを研究した結果、到達した理論です。人間が抱える可能性のある、あらゆる葛藤を収束させるために導かれた理論であり、これまで解明できていなかった「世界の仕組み」や「心の仕組み」が「法則」としてまとめられています。

​バラコミでの「カルマ」の定義は、世間一般的なカルマの定義とは少し異なります。

​​世間一般での「カルマの法則」とは、「行為が返って来る」という前提で、これは「因果応報」に近い内容です。師匠の研究によると、「行為が返って来る」という理屈では解明できない出来事に対して、「行為が返って来るのではなく、理解できていない感情が『カルマの正体』で、それを巡って出来事が発生している」と、このように考えると辻褄が合う。というものです。

つまり、バラコミでは「カルマ」について、「理解できていない感情」と定義しています。そして、「理解できていない感情」を、「不理解感情(ふりかいかんじょう)」と呼んでいます。(「不理解感情」は、カルマ論により導かれた独自の言葉です)

バラコミでの「カルマの定義」をまとめると、次のようになります

◆ カルマとは・・・「理解されていない誰かの感情」をいいます。

◆ 理解されていない感情を「不理解感情(ふりかいかんじょう)」と呼んでいます。

◆ 「不理解感情(ふりかいかんじょう)=「カルマ」と考えています。

因果応報とは

あなたの「行い」が返って来る。

「行い」ではなく「理解できて

 いない感情」が返ってくる。

❖ 「カルマ」の理解が未来を良くする

バラコミでは、「過去世」「前世」「霊」と呼ばれるような、実証の難しい、客観性の乏しい、不確定要素の多い情報は扱っていません。

一般的なカルマの概念と大きく異なる点は、「カルマ(不理解感情・ふりかいかんじょう)」は、解説していく上で、本人が実感できるものであるということです。(「過去世」「前世」は実感することができません)

また、師匠の研究により導かれた仮説では、「カルマは理解されることによって、その存在意義がなくなる」と考えられています。つまり、自分のカルマを理解することにより、トラブルが収束に向かう可能性があるということです。さらに理解を進めてゆくことで、状況を好転させ、より良い関係性や、より良い未来に発展させることができると考えられています。

「カルマ」が理解できると・・・

❖ 人間関係が良くなる。
❖ 恋愛・結婚が上手くいく。
❖ 夫婦関係が良くなる。
❖ 異性にモテる。
❖ 仕事が上手くいく。売上げが上がる。
❖ お金が稼ぎやすくなる/貯まりやすくなる。
❖ 子育てが上手くいく。
❖ 健康になれる。病気が改善できる可能性がある。
❖ ストレスが減る。 
 
など、身の回りの問題が解決に向かい、理想の人生へと向かいやすくなります。

『カルマとは宿命である』というのが一般的な概念ですが、バラコミでは、カルマを理解することで、自分の未来に変化をもたらし、自分自身の本当の理想に向かうことができると考えています。

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