指の動くままに

◆指の動くままに・・・   Oさん

私は、自営業ですので、仕事には固定電話を使っています。
出掛ける際は、よく携帯電話のほうに転送できるサービスを
使っているのですが、ある日、朝から一日出かけなければならず、
転送設定をしようと、3ケタの番号を押そうとしたところ、
どうしても思い出せないのです。

予約していたタクシーが来る時間が迫ってきて、焦り始めましたが、
何度も何度も、いろんな思いつく3ケタを押しても、
「お客様のお掛けになった番号は・・・」というメッセージ。

何年もこのサービスを使っていて、思い出せないことは一度も
無かったのでメモもしていません。
これは、これから会う予定の人の不理解感情かも・・・と、
同じように何かで焦っているその人のことを思いました。

そうして、自然動を行う時間がなかったので、
「ラストチャンス。タクシーが来るまで、指の動くままに・・・」
と自分にメッセージを送って、ダイヤルをプッシュしました。

本当に不思議なのですが、一発でOK。
すんなりと設定サービスの番号にかかったのです。
あんなに何度もチャレンジしてかからなかったのに、
狐につままれた感じでした。